幸村佳苗×井上美珠による 名作オトナ漫画『君が好きだから』をネタバレ。
あらすじネタバレ
紫峰が仕事を終ようとしていたとき、大学生時代の恋人である沙彩という女性が訪ねてきた。
沙彩は 現在検察庁に勤めていて 紫峰の元カノだけあって当然の如く美人である。
2人は、コーヒーを飲みながら色々なことを話している。
紫峰の薬指に付けられている指輪に気付いた沙彩は 紫峰に問う。
沙彩
「紫峰、もしかして結婚したの?」
紫峰は、美佳が待つ家に早く帰ろうと 早々に話を切り上げようとする。
沙彩は 少し寂しい顔をして、紫峰に語りかける。
沙彩
「なんだか冷たいね。大学時代はすごく優しかったのに」
紫峰は、神妙な面持ちをしている。
沙彩は紫峰に対し 奥さんである美佳のことを質問してくる。
職業を聞き、小説家だと知るとペンネームを聞こうとしてきたり・・・。
内心、紫峰はすぐにでもこの場を去って 美佳の待つ自宅へ戻りたい・・・と想いながら、律儀にそれらの質問に答えていく。
紫峰
「妻の名前(旧姓)は堤美佳だよ。ペンネームも旧姓のままだ」
沙彩は 堤美佳という有名な小説家が紫の妻であることに驚き、出会った経緯などを聞いてくる。
見合いで知り合ったと答えると とてもビックリしているようで更に根掘り葉掘り聞き出そうとしてくる。
紫峰は呆れたように、一体何をしに訪ねてきたのかと 質問し返す。
その問いに対し沙彩は、紫峰への恋心を未だに 持っていて、自然消滅してしまったことを悔やんでいるようだ。
そして、まだ紫峰のことをあきらめることができないと 感情をあらわにしてぶつけてきたのだ。
沙彩は、強い意志をたたえるかのように、紫峰を見ている・・・!!